親戚、知人、先輩、父から教わった「将来、どんな会社を作りたいか」(NetwingsJ)

どうも、フラットな社風であればいいなと願う、未来の社長になるかも知れない田所です。よろしくお願いいたします。

今回のアジェンダ 将来、どんな会社を作りたいか

……ということです。

いろいろな会社にお世話になり、また、ご迷惑をおかけしました。その分、視野が広がった気がしています。気がする、だけですよ。個性的な代表の方ばかりだったので、その分、わたくしも個性的に育っています。すくすくと。その中で、ええとこ取りしていこうと。平社員が迷惑だ、この能書き親父、うるせえ、という反感を招かないためです。

・知財で勝負する会社になっちゃうので、メディアでナンボ、パソコン直してナンボ、知財を提供してナンボなわけです。その分、在庫をあまり抱えずに済むのですが。百貨店方式(在庫すると同時に出荷する)でモノが回るのですが。何にせよ、モノづくりの企業よりは、圧倒的に不利だと。

・しかしながら、モノづくりの企業は幾らでもあります。そして、パソコンを直すだけの企業も幾らでもあります。そこで、置いて行かれるのが、情報弱者の方々です。車にディーラーがあるように、パソコン・サーバー・ネットワークにもディーラーがあってもいいじゃないか。そう思う反面、わたくしどもは、ただの商社じゃないんだという矜持があり、ただモノをつかませればいいというものじゃない。複写機販売店や、事務用品店から成りあがったようなシステムインテグレータじゃないからです。一緒にしないでいただきたいものです。むしろ、そういうところとは競わない。

・じゃあ、お前さん、一体どうする気だ。仰る通りです。本題は「どういう組織を作りたいか」ですね。そこで、わたくしどもは、このように役に立つ作文を書いているのです。肝心なところは黙っておくとして、情報を出して差し支えない部分に関しては、ナレッジの出し惜しみをしない。そういうことです。だから、メディアなんですよ。

・ITメディアさんと、NECフィールディングさんと、自動車(パソコン)学校が一緒になったような組織、そういう組織になればいいのかな、という確信と一抹の不安があります。じゃあ、そのどれで食べていくねん? と言われれば、答えに窮するのですが、ただ一つ言えるのは、従来型のシステムインテグレーションのやり方はもう通用しないんじゃないのかな、ということです。

・ただ、ユースウェア(ユーザーウェアのこと)つまり、ハードウェア、ソフトウェアに続く、第三の道「だけ」で早くに起業して、大失敗されたケースを知っていますので、失敗を教訓にして、ユースウェアだけじゃない組織でありたいな、とは薄々勘づいています。

・親父の例ですが、宴会部長になってもいけません。ただの新しいもん好きでも通用しません。本気で勉強しなければ、新たな商品開発も、素材の応用も出来ません。例えば、圧力損失を考えずに、一軒家にセントラルヒーティングを導入した結果、どうなったかというと、夏暑い、冬寒い、ということが現に起きるわけです。そのくせ、灯油はバカスカ食う。これではいただけません。

・親父の例、もう一つあります。サンフランシスコ湾岸にあるバートと言う地下鉄の先頭車両の先っちょに、FRP(繊維強化プラスチック)があります。1970年代の新素材でした。親父はそれに飛びついちゃった。ろくに勉強もせず。親父はベンチャーを興そうとして、これまた大失敗しました。手形の裏書(保証人詐欺)と、サンフランシスコまで、ただ工場見学に行くだけの物見遊山で会社は大赤字。家にもたらされたもの、と言えば、FRP樹脂で出来た巨大なセキセイインコの鳥かごぐらいなものでした(つまり、ただのゴミ)。三代目には「おれが会社を大きくしたるねん!」という強い情熱がないのでしょうか。貧乏を知らないと、そうなります。

・ある会社の社長さんを知っています。障害者福祉をしよう。そういうベンチャーを立ち上げようとしましたが、パソコンを主たる事業にする割には、社長本人が大変会社というものや、情報技術の基礎がなってないうえに、ややこしいことは、謎だらけの顧問や、一般事務員に丸投げ。自分で営業ばかりしている。取って来る仕事は技術的見地から言っても見当違い。自分自身がとても情報弱者なくせに、専門家を山ほど雇っておきながら、全然活用しない。社員の忠告には意に介さず。そのため、大阪市の最低賃金を下回って、労基署沙汰になり、書類送検されましたけどね(平成28年)

・また、ある会社の社長さんを存じ上げています。内部留保がすごいんです。額面で9,000万円ぐらいあるんです。でも、平社員の給与はスズメの涙ほどでした。上意下達とは、とても言い難い、風通しの悪い会社でして、社長さん、二代目の方ですね。まず、自分がこしらえた社長室から出てこない。せいぜい出て行って酒があるラウンジみたいな会議室。まるで現場を知らない。で、意味不明な適当なCIをして、社員一同から気持ち悪がられる。無駄な会議。訳のわからないパチモンのスローガンを名刺に書かせて「社長、これどういう意味ですか」と問われて答えに窮する。わたくしが神経をダメにした原因の、長時間労働と、サービス残業。そして、社員の首よりも営業車のほうが優先で大事。これでは本末転倒ですよ。ダメですよ。

ちょっとわき道にそれましたが、ダメな会社、一杯見て来ました。親父含め。自分自身も戒める意味でも勉強を欠かさず、多くの人たちと向かい合い、能動的に動く。従業員の方は、自分一人で回しきらない仕事を肩代わりしてくれる存在であって、決して奴隷ではない。営業の方は、在庫を現金に換えてくれる大事な人。技術者の方は、面倒なことを進んで引き受けてくれる大事な人。そして、総務事務員の方は、面倒な事務作業を肩代わりしてくれる大事な人。

このように、一人で回しきらない仕事を回してくれるのが、従業員の方だと、わたくしはそう思えて仕方がないのです。理想通り行くかどうか分かりませんけどね。ありとあらゆる反面教師を見て来た結果がこういうことです。

こうなると、社長といえども、従業員が増えて来ると、社長さんって、自分の給与は自分で決められませんからね。取締役会や株主総会で決まって来るものです。たぶん。伝聞ですが。そして、社長に終わりがない。跡継ぎを任せられる人がいればともかく、自分が死ぬまで社長で居続けなければいけないということも、存じ上げています。年がら年中会社のことを考えなくてはいけません。酒におぼれる社長さんを一杯見て来ました。イライラする社長さんを一杯見て来ました。親父含め。

でもね、社長がただただイライラしているだけだと、自分も面白くないし、社員もなんとなく居心地が良くない。どうせやるなら、この世にない面白いことを始めようじゃないか。仕事が面白いと、つらさも楽しさに変化する。自分が作るであろう組織は、そうありたいです。

女性の活躍で言えば、男女平等。どこが平等か、というと「お局さんを作らない社風」にしたいのです。もし、他人の会社の中で威張り散らしている人(男女問わず)がいたら、わたくしならば、どんなに有能でも「最後通牒」を突き付けますね。自分で自営からやってみろ。田所のしかばね乗り越えて、自分の会社大きくしたるんじゃい、ぐらいの気甲斐性を持ってくれと。単に、年功序列で威張る方向にエネルギーを注ぐだけ無駄だし、人間関係に良くないし、都合が悪くなってすぐに田舎に帰って去る人に限って「威張れるチャンスがあれば積極的に威張りたい人」なので、いますぐ自営して、ネットウイングスから出て行ってください。そう言いますね。たぶん。

そういう意味では、自然な年長者に対する心からの畏敬はあっても、年功序列だけは避けたいですね。きさくに行きましょう。会社にこたつの1台あってもいいなあ。愉快に暮らそうじゃありませんか。そして、アフター5まで会社は社員に関わらない。勤務時間中だけ関わるという割り切り。これは伯父から教わりました。例えば、バーベキューパーティーは個人でやってくださいね。会社は関わりませんから。これもけじめの一種だと思うのです。だって、上司がいるバーベキューパーティーほど、つまらないものはないですからね。

例えば、10円を給与として受け取るには、およそ1,000円稼がなきゃなんない。じゃあ、メシの種はどこにあって、自分に何ができるんだろう。それを何が何でも具体的な額面で答えろとは申しませんが、個人個人に経営者意識があって当たり前だと思うのです。そして、古いことばかりやっていても会社は続かない。マンネリに陥らない。

そして、最後に申し上げますが、おれは偉くもなんともねー、ということです。ちょうど、サッカーチームのようです。監督はいても、実際にゴールを決めるのは選手。選手も役割分担があって、全員がゴールを決められる位置にはないし、ゴールを決める奴だけが偉いとは限らない。そこは、重要視しています。サッカーは個人競技じゃない。そんなことで恰好つけてもしょうがない。チームが勝利するために、監督として何ができるのだろう。選手は自分に何ができるか役割分担の中で考えて欲しいものです。

繰り返し申し上げます。おれは偉くもなんともねー(・∀・)ノ ご清聴ありがとうございました。

ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

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